
アニメーターになるには?
デジタルアート系の専門学校を卒業してからアニメーターになる方法ですが、アニメ製作会社かプロダクションに就職することです。
アニメ製作会社に就職して最初に与えられる仕事は、「動画」の作成です。
アニメ作品には膨大な数の動画が必要とされますから、新人のアニメーターには動画を一枚一枚描く仕事が与えられます。
また、アニメ作品の背景を描く仕事が与えられる場合もあります。これも動画作成と同じで、膨大な量の背景を描かなければなりません。
これが、新人のアニメーターがぶつかる最初の壁と言っても過言ではありません。大量の動画を作成する体力と忍耐力が要求されます。
アニメーターに求められる才能
アニメーターに求められる才能ですが、デッサン力などの絵を描く才能とは別に、一枚一枚の場面を丁寧に仕上げる職人的なスキルが必要になります。
最初に書いたように、動画を作成するためには膨大な量を描かなければいけませんから、絵を描くのが大好きで「一日中、机に座っていても飽きない!」みたいな人が向いています。
「絵を描くのは好きだけど、手先が不器用で飽きっぽい……」みたいな人は、アニメーターに向いていないかもしれません。
この修行のような新人アニメーターの時代を乗り越えられれば、「作画監督」という職場を仕切る立場にステップアップできる可能性があります。
アニメーターに必要な絵の技術力とは?
アニメーターになるために必要とされる絵の技術力は、それほど心配しなくても大丈夫なようです。
「絵を描くのが好き!」という情熱は必要になりますけど、絵がヘタでも採用されないということはありません。
「やはりアニメーターは、一に体力!二に体力!三・四は忍耐力!」と言われるように、身体が丈夫じゃないと務まらない仕事です。
アニメ製作会社に就職してしばらくは、動画だけ描く毎日になりますから、絵を描く練習以外に筋トレをして、体力をつけておいた方がよさそうです。